Go to Contents Go to Navigation

大統領府が企業社長交代など指示か 元事務官の主張で波紋広がる=韓国

記事一覧 2019.01.02 11:48

【ソウル聯合ニュース】韓国の企画財政部の元事務官、シン・ジェミン氏(33)がユーチューブに投稿した動画などで、青瓦台(大統領府)がたばこ最大手KT&Gの社長の交代を指示したほか、赤字国債の発行を強要したなどと主張し、波紋が広がっている。企画財政部は2日午後にシン氏を公務上秘密漏えいなどの疑いで検察に告発する方針を明らかにした。

ユーチューブに投稿した動画で発言するシン氏(ユーチューブより)=(聯合ニュース)

 シン氏は2014年に企画財政部に入庁、国庫局などで勤務した。昨年7月に辞職している。

 シン氏は企画財政部に在任中、文書を編集するため公務員の共用業務場に行った際に「対外注意、次官報告」とのタイトルの文書から確認したとして、青瓦台がKT&Gの社長を交代するよう圧力をかけ、政府は大株主である政府系のIBK企業銀行を動かし、影響力を行使しようとしたと主張した。企画財政部は「たばこ事業法上、正常な業務の一環としてKT&Gの現況を把握したもの」として、「社長人事に影響を与えるため作成したものではなく、青瓦台の指示があったとの主張も事実と異なる」と反論している。

 昨年3月に開かれたKT&Gの株主総会でIBK企業銀行は当時の社長の再任に反対したが、採決で再任が決まった。 

 一方、企画財政部はシン氏が4兆ウォン(約3900億円)規模の赤字国債の発行を強要したと主張したことに関しては、「青瓦台が意見を提示したことは事実だが、強圧的な指示はなく、協議を通じて企画財政部が最終決定した」と否定した。

 また、シン氏は青瓦台がソウル新聞の社長の交代を試みたとも主張している。これについて、青瓦台高官は「ソウル新聞の前社長は後任の人事が遅れ、任期を超えてからも2カ月在任した」とした上で「その人(シン氏)の発言の信頼性を疑わざるを得ない」と否定している。

 最大野党「自由韓国党」はシン氏の主張を受け、「国家権力が堕落している」などと非難し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の遺憾表明を求めている。

kimchiboxs@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。