済州第2空港 基本計画策定に着手=韓国政府
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2019.01.04 13:46
【済州聯合ニュース】韓国国土交通部は4日、南部・済州島を行政区域に持つ済州道の西帰浦市城山邑への建設を推進する済州第2空港について、ポスコ建設コンソーシアム(企業連合)が先月28日から建設基本計画の策定を進めていることを明らかにした。半年ほどかけて第2空港の開発地域範囲や空港施設配置案、運営計画、財源調達案をまとめる予定だ。
国土交通部は、今年のうちに基本計画が定まれば、来年には実施設計を委託する予定にしている。
第2空港建設を巡っては反対する地元住民や市民団体が建設の事前妥当性調査に問題があると指摘し、国土交通部は昨年7月から最近にかけて同調査に対する再調査を実施した。
また、政府側と反対派は事前妥当性再調査を検証する委員会を設置し、先月半ばまで活動させた。だが双方は同委員会の活動延長を巡り溝を埋められず、再調査に対する勧告案を事実上まとめられないまま委員会は活動を終了した。
政府が第2空港建設に向けた基本計画策定に入ったことから、反対派はさまざまな反対運動を展開する予定だ。
tnak51@yna.co.kr