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大統領執務室の光化門への移転 現政権では事実上不可能に=韓国

記事一覧 2019.01.04 20:15

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が大統領選で掲げた、大統領執務室を青瓦台(大統領府)からソウル都心の光化門に近い政府ソウル庁舎本館に移転するとの公約が保留されることになった。

兪弘濬氏=4日、ソウル(聯合ニュース)

 市民中心の空間造成に向け光化門広場と世宗大路の一帯を再整備するためにソウル市が推進する「光化門広場再構造化事業」が終わった後に、長期事業として検討されることになり、現政権での公約履行は事実上、不可能になったとの評価が出ている。

 青瓦台の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は4日の会見で、大統領執務室の移転の検討などを行っていた兪弘濬(ユ・ホンジュン)諮問委員をはじめとする専門家がこの日の午後、歴史的な背景、セキュリティー、費用など総合的に検討した結果を文大統領に報告したと伝えた。

 会見に出席した兪氏は「(大統領の)執務室を現段階で光化門に移転しても、迎賓館・本館・ヘリポートなど執務室以外の主要機能のための敷地を光化門周辺で探すことができないという結論を下した」と説明した。 

 また「文大統領も(大統領の)職務を遂行しながら、警護や儀典が複雑で難しいという事実を知り、諮問委員など専門家たちも動線を作るのに問題があることが分かった」と紹介した。 

 その上で、「これら全てのことを考慮した結果、光化門周辺に執務室・官邸の全体を再構成しなければ不可能という結論が出た。理想的な方策も探してみたが、現実的に可能な案ではなかった」と説明した。

 また、青瓦台開放についても、光化門広場再構造化事業が完了してから執務室の光化門移転とともに長期的な事業として検討する方針を明らかにした。

 ソウル市の光化門広場再構造化事業は2021年5月までに終えることを目標にしており、事業が完了した時点での文大統領の残りの任期は1年となる。そのため執務室移転を推進するのは難しいものとみられる。

 一方で兪氏は、光化門で執務を行うというのは、国民と意思疎通し、青瓦台を開放するというのが基本的な趣旨であったとし、このような趣旨を生かすため、朝鮮王朝の王宮・景福宮、青瓦台、北岳山を結び、市民が景福宮と青瓦台を経て北岳山に登れるようにすると説明した。

yugiri@yna.co.kr

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