新大統領秘書室長ら任命 第2期大統領府発足=韓国
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2019.01.08 16:00
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長の後任に盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中大使(61)を任命した。政務首席秘書官には前国会議員の姜琪正(カン・ギジョン)氏(54)、国民疎通首席秘書官には元MBCテレビ論説委員の尹道漢(ユン・ドハン)氏(58)を起用した。
文大統領が就任してから約20カ月で青瓦台秘書室のトップと主要参謀を交代し、第2期の青瓦台がスタートすることになる。盧氏や姜氏ら文大統領の側近が重用されたのが特徴。政権中盤を迎える文大統領が求心力を高めて改革政策の推進を加速させ、国民にその成果をアピールする狙いとみられる。
盧氏は1999年に政界入り。2004年に国会議員に初当選し、3期を務めた。12年の大統領選で当時、民主統合党(現・共に民主党)の公認候補だった文大統領の秘書室長を務め、文大統領が当選した17年の大統領選では選挙対策本部の組織本部長を務めるなど、長きにわたり文大統領を支えてきた。
姜氏も国会議員を3期務めた重鎮で、17年の大統領選で総括首席副本部長を務めた。
尹氏はMBCで米ロサンゼルス特派員などを務め、同局の労働組合の発足メンバーとしても活動した。昨年にはMBCの社長公募に応募した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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