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[インタビュー]福島関連の「放射能怪談」検証で論文賞 大学生の弘雨成さん

韓日をつなぐ 2019.01.15 14:11

【ソウル聯合ニュース】「有名な日本製グミから放射線が検出され、危険だという『怪談』が広がっていることに問題意識を感じました。根拠のないうわさによる動揺を防ぐことが私たちの義務だと思います」――。

弘雨成さん(左)と指導教授の金起賢(キム・ギヒョン)さん(世宗大提供)=(聯合ニュース)

 世宗大原子力工学科に在学し、卒業を控える弘雨成(ホン・ウソンさん、25)は15日、聯合ニュースの取材に応じ、放射能に関する研究に取り組む理由をこう説明した。

 弘さんは昨年、「日本製グミなどに関する放射能怪談、何が真実なのか」と題した論文で韓国原子力学会の学生学術大会で優秀論文賞を受賞した。

 論文とは別に、昨年の夏休み以降、韓国社会に広がる放射能関連のうわさを検証し、これをブログ上で一般の人にも分かりやすく説明している。

 弘さんは今月12日にブログで、福島県の工場で生産されたグミから放射線が検出されるという怪談を取り上げた。

 怪談に登場するグミの放射線量を測定し、バナナ、アボカド、塩などから検出される放射線量と比較した結果、グミから検出された放射線はバナナから検出されたものよりも少なかった。

 弘さんは「日本のグミからはいかなる放射性汚染も確認できなかった」とし、「(怪談は)生産工場が福島にあるということと、福島で原子力発電所事故が起きたことを巧妙に因果関係があるかのように書いたもの」だと説明した。

 また、「物質の放射線測定では(自然界に存在する)自然放射線を遮断することが基本だが、人々はこうした手順を踏まず測定器から音がすれば無条件で放射能危険物質だと誤解している」と残念がった。弘さんは測定器が自然放射線を検出しないよう、鉛のれんがと銅の箱で測定対象物を覆って実験している。

 弘さんはさらに、「私たちが毎日食べている食品や私たちの体の構成成分も放射能を持っている」とし、「放射能を無条件で恐怖の対象とするのではなく、一緒に生きているということを伝えたい」と語った。今後も同じ学科の学生たちと一緒にブログ上で実験結果を公開する予定だという。

tnak51@yna.co.kr

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