韓国童謡「Baby Shark」 ビルボード2週連続ランクイン
記事一覧
2019.01.16 10:11
【ソウル聯合ニュース】韓国のコンテンツ企業、スマートスタディーが制作した童謡「Baby Shark」が米ビルボードの最新シングルチャート「ホット100」(米現地時間15日発表)で38位となり、初登場32位を記録した前週に続き2週連続でランクインした。
同チャートで韓国の歌手が記録した最高順位はPSY(サイ)が2012年にリリースした世界的ヒット曲「江南スタイル」の7週連続2位。昨年は人気グループ、BTS(防弾少年団)の「IDOL」が11位に入った。「Baby Shark」は韓国の歌謡曲でなく童謡が「ホット100」にランクインした初のケースとなった。
「Baby Shark」は北米圏の伝承童謡を編曲した歌で、スマートスタディーが幼児向け教育コンテンツ「PINKFONG(ピンクフォン)」を通じ2015年に披露した。「サメのかぞく」と題した日本語バージョンもある。サメの家族を紹介する内容で、「トゥルルットゥル」と繰り返されるフレーズが耳に残る。
昨年8月に全英シングルチャート入りを果たし話題を集めたほか、この曲の動画は2017年に韓国で最も人気が高かった動画投稿サイト「ユーチューブ」の動画トップ10で1位を記録した。
「Baby Shark」の動画は16日現在、ユーチューブでの再生回数が21億9000万回超となっている。米紙ニューヨーク・タイムズは先ごろ同曲を取り上げた記事で「ビルボードのシングルチャートで40位以内に入ることは決して簡単なことではない。(伝説のギタリストの)ジミ・ヘンドリックスも1度しか入れなかった」と指摘した。
tnak51@yna.co.kr
キーワード