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韓国軍が「核・WMD対応作戦処」新設へ 戦略司令部は創設せず

記事一覧 2019.02.12 11:22

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の当局者は12日、「戦略司令部を創設しない代わりに、軍合同参謀本部内に核・WMD(大量破壊兵器)対応作戦処(仮称)を新設する案を推進中」と明らかにした。北朝鮮の核・ミサイルの脅威に備え、同部は2017年から戦略司令部の創設を検討してきたが、これを白紙に戻す方針だ。

国防部の庁舎(資料写真)=(聯合ニュース)

 戦略司令部は、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対抗する防衛・反撃システム「3軸体系」(韓国型ミサイル防衛体系、キルチェーン、大量反撃報復)を統合運用する組織として構想されていた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の公約でもあった。

 だが、政府系シンクタンクの韓国国防研究院(KIDA)による研究の結果、戦略司令部は既存の軍組織と重複し、軍事力建設と作戦面での効率性に劣るとの結論が出たとされる。そのため国防部は同司令部の創設をとりやめ、合同参謀本部にある「核・WMD対応センター」の人員と機能を拡充して「核・WMD対応作戦処」を新設する方向で代案を講じた。トップの処長(将官級)は、既存の対応センターのトップより格上になるもよう。

 戦略司令部の創設取りやめは、朝鮮半島非核化と平和定着に向けた南北、朝米(米朝)の対話ムードが従来の攻撃的な作戦概念に変化をもたらしたことと無関係ではないとみられている。

 国防部は先月11日に5カ年の「2019~2023年国防中期計画」を発表した際、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)の両保守政権期に確立された「3軸体系」という用語を「核・WMD対応体系」に変更するとした。その背景を、北朝鮮の核・ミサイルの脅威だけでなく、周辺国の潜在的な脅威にも備える趣旨と説明している。さらに、3軸体系のうち「キルチェーン」を「戦略標的攻撃」に、「大量反撃報復」を「圧倒的対応」に、それぞれ呼称を変えた。

mgk1202@yna.co.kr

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