韓国・京畿道 朝鮮女子勤労挺身隊被害者の実態調査へ
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2019.02.13 18:33
【水原聯合ニュース】日本による植民地支配下にあった1919年に起きた独立運動「三・一運動」から今年で100年になるのに合わせ、韓国・京畿道が太平洋戦争中に朝鮮女子勤労挺身隊として動員され日本の工場で働かされた道内の被害者に関する初の実態調査を行う。京畿道が13日明らかにした。

ソウル中央地裁は2014年10月、元挺身隊員の被害者と遺族が不二越に損害賠償を求めた訴訟で、1人につき8000万ウォン(約790万円)から1億ウォンを賠償するよう同社に命じる判決を下した。法定に向かう原告の関係者=(聯合ニュース)
道は道内に居住する被害者から強制動員の過程、当時の生活や労働条件、現在の生活などについての聞き取り調査を行い、具体的にまとめる計画だ。また調査結果は歴史教育の資料や被害者に対する支援政策の資料として活用する予定だ。
2014年に実施した調べによると、道内には33人の被害者が居住していた。現在生存する被害者は22人という。道は14年から被害者に対する支援事業を行っている。
yugiri@yna.co.kr
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