文大統領とインド首相 ソウルでガンジー像除幕式に出席
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2019.02.21 17:23
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、来韓しているインドのモディ首相とともに、ソウルの延世大で開かれた「インド独立の父」マハトマ・ガンジーの胸像除幕式に出席した。像は高さ100センチ余りで、今年がガンジーの生誕150年に当たることからインド政府が寄贈した。
文大統領は祝辞で、昨年のインド訪問時にガンジー記念館を訪れたことを振り返り、「いかなる暴力や威嚇にも屈することなく、真理の側に立ち平和の道を歩んだというところにガンジーの偉大さがある」と強調した。
また、ガンジーの生誕150年である今年が日本による植民地時代に起きた独立運動「三・一運動」と大韓民国臨時政府樹立から100周年に当たることに触れながら、「ガンジーの崇高な精神を振り返り、朝鮮半島を超えアジアの平和と繁栄に向けて共に努力していこう」と呼び掛けた。
青瓦台(大統領府)は報道資料で、「韓国とインドは植民地支配、独立運動という歴史的経験を共有している」とし、「除幕式はガンジーの崇高な精神と犠牲をたたえ、ガンジーの生誕150年と三・一運動および大韓民国臨時政府樹立100周年の意味を振り返る契機になった」と評価した。
モディ氏は同日から2日間の日程で韓国を国賓訪問している。22日に青瓦台で文大統領と首脳会談を行う。
tnak51@yna.co.kr
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