韓国外交部 河野外相に「遺憾」=天皇謝罪求めた国会議長批判で
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2019.02.22 19:12
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は22日、日本の河野太郎外相が文喜相(ムン・ヒサン)国会議長を批判したことに遺憾の意を表明した。
外交部当局者は「文議長の発言は、(旧日本軍の)慰安婦被害者の方々の名誉、尊厳および心の傷を治癒するために日本側が誠意のある姿勢を見せる必要があるという点を強調するための趣旨だったと承知しており、これを日本側にも説明している」とし、「それにもかかわらず、日本の責任ある指導者がわが国の国会議長に対し、度が過ぎた言葉で非難を続けているのは遺憾」との立場を示した。
また、「今回の事案を政治的に過度に際立たせるのは韓日関係の未来指向の発展に役に立たないことを日本政府も明確に認識しなければならない」と強調した。
河野外相は20日の衆院予算委員会で、天皇に慰安婦問題への謝罪を求めた文議長について「両国関係の大切さを訴えてきた韓日議連の会長を務めた人物。極めて深刻だ」と批判した。
yugiri@yna.co.kr