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ソウル郊外の「ジャパンタウン」造成で賛否対立=韓国

韓日関係 2019.03.01 14:25

【水原聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)のホームページの国民請願掲示板には先ごろ、ソウル郊外の京畿道始興市に造成中の「ジャパンタウン」の無効化を求める請願が寄せられ、ネットユーザーの間で激しい議論が交わされている。

青瓦台ホームページに投稿された「ジャパンタウン」の無効化を求める請願(青瓦台ホームページより)=(聯合ニュース)

 韓国を植民地として支配した国の文化の浸透を警戒すべきだとの意見とジャパンタウンが地域経済の活性化に役立つとの意見が対立している。

 投稿者は「わが国の領土で日帝(日本帝国主義)式の建物と文化を消すために先祖たちの大きな努力があったが、ジャパンタウンを造成することはアイロニーなことだ」とした上で、地域経済活性化のために日本式を導入することが最善なのかと指摘した。

 現在、この誓願には6万人以上の賛同が集まった。

 一方では「歴史と経済は切り離して考えるべきだ」「グルメはもちろん見物スポットもたくさんある観光都市に飛躍し地域経済が活性化する契機になる」との意見もある。

 ジャパンタウンの造成は商圏活性化に向け民間事業者が進める事業。始興市によると、市内のビルの1~2階に大阪の有名飲食店50店あまりが近く入居する予定だ。

 市は先月26日にホームページに「ジャパンタウン造成を巡り地域住民の意見が対立している。市はこれに関わるいかなる行政的手続きもすすめていない」としながら、ジャパンタウン造成に関与していないと発表した。

 これ以前にもソウルの弘大や鍾路の繁華街の景色が日本のようだと指摘する声が上がった。異質な日本風の建物が並ぶこれらの地域には日本語の看板もすぐに見つけることができる。

 日本の夜市を似せたある居酒屋は「ここが韓国なのか」と思わせるほど日本から建物をまるごと移してきたかのような雰囲気が漂う。

 30代の会社員は「日本文化を否応なしに排斥するのは時代錯誤的な発想だという立場も一理あるが、旧日本軍の慰安婦問題や独島問題などがまだ解決されていない状況で、日本文化を無分別に受け入れることは警戒すべきだと思う」と話した。

 最近、韓国の食品メーカーが辛口のうどん製品の名前を「からいうどん」と日本語式に変えたところネットユーザーから激しく非難された。

 韓国・義王文化院郷土文化研究所のパク・チョルハ顧問は「民間交流や経済協力などが活発になるほど互いに対する理解度が高まるなど協定的な側面が多いと思う。ただ、われわれが接する日本文化が戦犯企業、極右団体などと関連があるかどうか綿密に検討する必要がある」と指摘した。

hjc@yna.co.kr

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