韓国二大労組 全羅南道・木浦に「労働者像」の建立推進
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2019.03.04 15:29
【務安聯合ニュース】韓国労働組合の二大全国組織、韓国労働組合総連盟(韓国労総)と全国民主労働組合総連盟(民主労総)の全羅南道本部は4日、記者会見を開き、日本による植民地支配に抵抗して起きた独立運動「三・一運動」から100周年を迎えたことを受け、植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像を同道の木浦に建てる計画を発表した。
両組織は「強制動員され犠牲となった先輩労働者を記憶し、日帝(日本帝国主義)の残滓(ざんし)を清算できずにいることを反省し、歴史を正す」と説明した。
11月初めまでに像の設置を完了する計画で、木浦近代歴史館周辺に建てる案を木浦市側と協議中だ。建立費用は両組織の組合員からの寄付と道民、自治体の後援金などで賄う。
hjc@yna.co.kr
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