北朝鮮のミサイル施設復旧 事実なら「非常に失望」=トランプ氏
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2019.03.07 08:44
【ワシントン聯合ニュース】トランプ米大統領は6日(現地時間)、北朝鮮が北西部の東倉里にあるミサイル発射場の復旧を進めているとの情報について、事実なら金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に「非常に失望するだろう」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。
トランプ氏はまだ事実かどうか見極める必要があると指摘。「だが、われわれは問題を解決しなければならない。本当にひどい問題を抱えている。(金委員長との)関係は良い」として、「(金委員長に失望するとは)考えていないが、様子を見てみよう」と述べた。その上で、「それは究極的には解決すると思う」との認識を示した。
ミサイル発射場の復旧が事実と確認されれば、対北朝鮮政策が強硬姿勢に戻る可能性があるなど、米朝対話の再開に大きな影響を与えるとみられる。
米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は衛星写真を基に、解体作業が行われていた東倉里ミサイル発射場の一部の構造物で、先月16日から今月2日までの間に建て直しが始まったと分析。米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)も2日に撮影した衛星写真を基に、ミサイル発射場で再建を進めているとの分析結果を発表した。
韓国情報機関の国家情報院(国情院)も5日、国会情報委員会で東倉里のミサイル発射場の一部施設が復旧されていると報告したと、複数の情報委員が伝えている。
kimchiboxs@yna.co.kr