韓国政府 米シリコンバレーやオースティンで投資呼び込みへ
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2019.03.07 11:21
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部と大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は7日、米テキサス州のオースティンとカリフォルニア州のシリコンバレーで8日から11日にかけて対韓投資説明会を開くと発表した。総額2億1000万ドル(約230億円)の投資誘致を目指す。
まず、オースティンで8~9日に韓国と外国のスタートアップ企業各10社が参加する投資説明会を開き、企業に自社の製品や技術をPRしてもらう。
また、同地で開かれるスタートアップ企業の祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に韓国企業10社によるブースを設置し、投資の呼び込みを図る。SXSWは音楽や映画、IT(情報技術)技術などを体験できる毎年恒例の大規模イベント。
シリコンバレーでは北米の主な投資企業を招いてラウンドテーブルを開き、投資協力策やビジネスモデルを模索する計画だ。
産業通商資源部は韓国に投資する魅力として、安定した経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)やクリエーティブな人材、優れたITインフラ、新技術・サービスの実証などで一時的に規制を緩めるサンドボックス制度をアピールする方針だ。
米国は海外から韓国への直接投資の23%(累計ベース)を占める最大の投資国で、最近はバイオや電子商取引などの新産業を中心に投資を拡大している。
tnak51@yna.co.kr
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