合同指揮所演習に代わる新演習 下半期に実施=韓米両軍
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2019.03.07 14:57
【ソウル聯合ニュース】韓国軍と米軍が朝鮮半島有事を想定し、毎年実施していた合同指揮所演習「フリーダムガーディアン」(FG)に代わる新演習「19―2同盟」が8~9月ごろに実施されることが7日、分かった。韓国の政府消息筋が明らかにした。
これに関し、韓国国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は7日の定例会見で、「フリーダムガーディアンは下半期に新しい合同指揮所演習として行われる」として、有事作戦統制権の韓米連合軍から韓国軍への移管に備えた最初の作戦運用能力検証(IOC)と並行して実施されると説明した。
また、「合同演習の調整とは関係なく、軍の軍事対応態勢は従来どおり強固に維持される」と強調した。
韓国政府は昨年7月、韓米合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)を中止するとして、同演習の一環で実施されていた韓国政府の演習「乙支演習」を韓国軍単独の指揮所演習「太極演習」と統合し、「乙支太極演習」として行う方針を明らかにしていた。
韓国と米国は北朝鮮の非核化を巡る米朝交渉に配慮し、毎年春に実施していた大規模な合同指揮所演習「キー・リゾルブ」も終了し、新たな演習「19―1同盟」を今月4日から実施している。
kimchiboxs@yna.co.kr
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