ソウル都心のセウォル号悲劇の象徴 きょう撤去=「記憶空間」設置へ
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2019.03.18 05:00
【ソウル聯合ニュース】2014年4月に韓国南西部の珍島沖で起きた旅客船セウォル号沈没事故の犠牲者の遺族がソウル都心の光化門広場に設置したテントが、18日に撤去される。テントは300人が犠牲になった悲劇を風化させないことを目的に同年7月に設置された。犠牲者や行方不明者の写真が飾られ、焼香所もある。
現在テントがある場所には「記憶・安全展示空間」が設置され、4月12日に公開される予定だ。「記憶・安全展示空間」は79.98平方メートルの広さで作られる。これはテントの半分程度の規模となる。
ソウル市は同施設について、セウォル号事故を記憶するための空間であるとともに、安全な社会を作ることを誓い、安全意識を高めるための象徴的な場所と説明する。
sarangni@yna.co.kr
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