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大韓航空機爆破やソウル五輪で新事実 韓国が外交文書公開

政治 2019.03.31 12:00

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は31日、1987年の大韓航空機爆破事件や88年のソウル五輪などついて記録した外交文書1620件を一般公開した。

1987年12月15日に韓国に身柄を送られた金元死刑囚(資料写真)=(聯合ニュース)

 1987年11月29日、イラク・バグダッド発ソウル行き大韓航空機が空中で爆破され、乗客・乗員115人全員が死亡した大韓航空機爆破事件で、当時の全斗煥(チョン・ドゥファン)政権が事件を政治的に利用するため、実行犯だった金賢姫(キム・ヒョンヒ)北朝鮮工作員(元死刑囚)を大統領選挙前に韓国に移送しようとしたことが確認された。金元死刑囚の身柄を拘束したバーレーン側との攻防が記されており、金元死刑囚は大統領選前日の同年12月15日に韓国に身柄を引き渡された。

ソウル五輪の開会式であいさつするサマランチ氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 ソウル五輪に関しても新たな事実が明らかになった。当時の国際オリンピック委員会(IOC)会長だったサマランチ氏が、ソウル五輪の南北分散開催について、北朝鮮が受け入れないと予想した上で、東側諸国に大会参加の口実を与えるために北朝鮮に提案したことが確認された。サマランチ氏の予想通り北朝鮮は受け入れなかったが、ソウル五輪には当時としては史上最多の160カ国・地域が参加し成功を収めた。直前のロサンゼルス五輪では東側諸国がボイコットしていた。

ソウルパラリンピックの聖火リレー走者(資料写真)=(聯合ニュース)

 また、ソウルパラリンピックの開催を巡り、韓国当局の理解不足により一時オーストラリアでの開催が検討されるなど、国際的イメージを失墜する事態になりかねなかったことも新たに分かった。オーストラリアから同国での開催を打診されると、関係当局が施設などの不足を理由にオーストラリアに開催権を譲ろうとしたが、国際世論を考慮すべきとの意見が出たことから再検討し、最終的にソウルでの開催が決定した。

 そのほか、中国がソウル五輪に出場する選手団を列車で派遣しようとしたが、北朝鮮の反対で実現しなかったことも中国の外交官の証言で明らかになった。

 外交部は1994年からこれまでに26回にわたり計約2万6600件の外交文書を公開した。

ikasumi@yna.co.kr

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