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北朝鮮と瀬取りか 韓国船舶の出港差し止め=釜山に半年

北朝鮮 2019.04.03 09:54

【ソウル、釜山聯合ニュース】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議で禁じられている北朝鮮船舶との違法な洋上取引(瀬取り)が疑われる韓国船舶が、半年近く韓国南部の釜山港に留め置かれていることが3日までに分かった。韓国外交部の当局者が「安保理の北制裁決議に違反した疑いで、昨年10月から韓国船籍の船舶1隻の出港を保留にしている。関係当局で調査中」と明らかにした。韓国船舶が北朝鮮制裁決議違反の疑いで出港を差し止められるのは初めて。

昨年10月に米国務省が公表した写真の一部。パナマ船が北朝鮮のタンカー船に積み荷を移し替えている(同省国際安全保障・不拡散局のツイッターから)=(聯合ニュース)

 この当局者は「安保理決議違反が疑われる船舶に対しては関係官庁が合同で対応している」とし、安保理決議の適用に関しては米国、安保理の北朝鮮制裁委員会と緊密に協議中と説明した。

 問題の船舶は石油精製品を北朝鮮船舶に積み替えたとされる。韓国当局は瀬取りに関与した疑い(南北交流協力法違反)で捜査している。同船を保有する会社側は疑いを認めたと伝えられた。

 この船舶は昨年、全羅北道の群山港に入港した後、修理のため釜山港に移動し、ドックに入っているとみられる。

 韓国政府はまた、瀬取りに加担した2隻と北朝鮮産石炭の運搬に関与した1隻の計3隻の外国船舶も留め置いている。

 安保理決議では、禁止された活動に関与したと信じる合理的な根拠がある場合、国連加盟国に入港した当該船舶を押収、検査、凍結(留め置き)させる。韓国政府は問題の船舶が海上で北朝鮮船舶に石油精製品を積み替えたという米国の情報を基に調査に着手し、これを裏付ける根拠を見つけ、今回の措置を取ったとみられる。疑いが事実と確定されれば、安保理の制裁対象船舶として登録されることもあり得る。

 米国はこのところ北朝鮮制裁の履行に関連し、瀬取りによる北朝鮮の石炭輸出や石油製品の密輸入を注視している。こうした中、韓国の船舶あるいは法人が安保理決議に抵触する行為にかかわっていたことが昨年から次々と明るみになっている。

 韓国の輸入業者3社は2017年4月から10月にかけ、安保理決議で禁輸品目に定められている北朝鮮産石炭や銑鉄、計3万5038トンを韓国に持ち込んだ。ロシアで積み替えることで原産地を偽装した。

 また、米財務省は北朝鮮との瀬取りにかかわった疑いがある船舶のリストを先ごろ公表したが、その中に「LUNIS」という名前の韓国の船舶が含まれた。韓国政府は瀬取りが疑われるとして同船を保有する会社の関係者を昨秋調べたものの、嫌疑なしと判断している。

mgk1202@yna.co.kr

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