北非核化巡る韓米の最終目的は一致 首脳会談に期待感=韓国高官
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2019.04.05 08:46
【仁川聯合ニュース】韓米首脳会談を控え、議題調整などのため米国を訪問した韓国青瓦台(大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は5日、仁川国際空港に到着し、「(北朝鮮の非核化の)最終目的地、ロードマップ(行程表)については(韓米の)意見が一致している」として、「首脳会談で良い結果が出ると思う」と述べた。
金氏は米国家安全保障会議(NSC)のクーパーマン副補佐官と首脳会談の議題を調整したとして、「非常に良い対話を行った」と明らかにした。
首脳会談で金剛山観光や開城工業団地の再開など対北朝鮮制裁の部分的な緩和が議題に上がる可能性については、「今回は金剛山観光や開城団地に関しては全く言及がなかった」と述べた。ただ、「こうした課題については首脳の間で踏み込んだ議論をする予定」と説明した。
対北朝鮮政策を巡り、韓国と米国の間で溝が生じているとの指摘に関しては、「米国側の反応は非常に良かったし、溝があるとは思わない。亀裂があるというのは事実ではない」と強調した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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