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文大統領 11日にトランプ氏と首脳会談=非核化へ具体策協議

記事一覧 2019.04.09 15:47

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はトランプ米大統領との首脳会談のため、10日に米ワシントンに向けて出発する。1泊3日の日程で、会談は11日(米東部時間)に開かれる。

18年5月22日、ホワイトハウスで会談する文大統領(左)とトランプ大統領=(聯合ニュース)

18年5月22日、ホワイトハウスで会談する文大統領(左)とトランプ大統領=(聯合ニュース)

 文大統領は2回目の米朝首脳会談が物別れに終わった後、膠着(こうちゃく)状態にある非核化交渉の再開に向けた糸口を探ることに注力する見通しだ。非核化を巡り、一括妥結を目指す米国に対し、北朝鮮は段階的な非核化を主張しており、双方の溝を埋められるか注目される。

 文大統領は10日午後にワシントンに到着し、迎賓館で1泊する。

 11日午前、迎賓館でポンペオ国務長官やボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)、ペンス副大統領とそれぞれ面会。正午ごろからホワイトハウスで約2時間、トランプ大統領との2人きりの会談や閣僚らを交えた拡大会合を行う。

 一方、文大統領夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏はホワイトハウスでトランプ氏の夫人、メラニア氏と昼食会を行う。韓国青瓦台(大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は9日の記者会見で、「韓米首脳夫人の昼食会はまれなことで、友情を深める契機になると思う」と説明した。

 文大統領は11日午後に帰国の途に就く。12日夜、ソウルに到着する予定だ。

 金次長は今回の会談について、「(米朝首脳による)ハノイ会談後、対話の勢いを早期に取り戻すため、両国の協議が重要という共通認識に基づいて開催される」として、「トップダウン方式のアプローチを続け、朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着に向けた具体的な方策を模索する契機になるとみられる」と述べた。

kimchiboxs@yna.co.kr

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