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セウォル号沈没事故から5年 韓国各地で追悼行事

記事一覧 2019.04.16 19:22

【全国総合聯合ニュース】2014年4月に韓国・南西部の珍島沖で起きた旅客船セウォル号沈没事故から丸5年となる16日、各地で犠牲者を追悼し、事故の真相究明を求める行事が開催された。

事故のあった海域では遺族による献花が行われた=16日、珍島(聯合ニュース)

 事故が発生した全羅南道の珍島ではこの日午前から追悼行事が続いた。

 事故現場から近い彭木港では、港の周辺を歩いて事故や犠牲者を記憶する行事が開かれた。

 修学旅行中に事故に巻き込まれた檀園高校(京畿道安山市)の生徒の遺族24人は釣り船で事故のあった海域に出て、帰ってこない子どもたちの名前を海に向かって叫んだ。

 当時、関係者の待機場所になっていた珍島体育館では追悼式と、事故を受けて指定された4月16日の「国民安全の日」の行事が開かれた。

 最も多くの犠牲者を出した檀園高校では在校生による追悼行事が行われた。

 仁川市では犠牲になった一般の乗客41人の位牌などが安置された仁川家族公園内の施設で追悼式が営まれた。同追悼式には与野党4党の代表のうち、最大野党「自由韓国党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表が唯一出席し、事故発生当時に閣僚だった者として重い責任を感じると述べ、遺族に謝罪した。 

 一方、自由韓国党を除く3党の代表は京畿道・安山の公園で開かれた、檀園高校の生徒と教員の犠牲者261人を追悼し、韓国が安全な社会になることを願う「記憶式」に出席した。

 記憶式は犠牲者の遺族らで作る家族協議会と、同事故を教訓として設立された4.16財団が共同主管。兪銀恵(ユ・ウンヘ)社会副首相兼教育部長官、文成赫(ムン・ソンヒョク)海洋水産部長官、李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事、道教育庁(教育委員会に相当)のトップを務める李在禎(イ・ジェジョン)教育監、尹和燮(ユン・ファソプ)安山市長、国会議員などが出席し、市民約5000人も参加した。

 記憶式は午後3時に安山市全域で1分間鳴らされる追悼のサイレンから始まり、参加者が黙とうをささげた。

 セウォル号の目的地だった済州島でも追悼行事が行われた。済州国際大では檀園高校の犠牲者のうち、同大に名誉入学した生徒7人の追悼行事を行った。

 ソウル都心の光化門広場に設置された追悼空間には多くの市民が訪れ、犠牲者を悼んだ。各地域の教育庁でも犠牲者を悼み、安全意識を高めるための追悼行事が開かれた。

 事故の真相究明のための特別捜査団の設置を求める声も相次いだ。

 江原道や光州地域の市民団体、学生団体はこの日午前に記者会見を行い、事故の真相究明のための特別捜査団の設置を求めた。釜山地域の約90団体が参加したセウォル号釜山対策委員会も「真相究明が進展しはじめた今こそ、事故の原因を隠した者に対する断罪が行われるべき」とし、特別調査団の設置を要求した。

yugiri@yna.co.kr

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