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大気汚染改善と景気てこ入れへ補正予算案 6550億円=韓国

政治 2019.04.24 10:46

【世宗聯合ニュース】韓国政府が、深刻な大気汚染を改善し、景気てこ入れを図るため、総額6兆7000億ウォン(約6550億円)の2019年追加補正予算案を編成した。24日の臨時閣議で同案を決定し、25日に国会に提出する。

仕事を探す高齢者(資料写真)=(聯合ニュース)

 洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は、19年の経済成長率目標として2.6~2.7%を提示した時よりも世界経済の減速ペースが加速し、輸出環境が厳しいと説明。補正予算は成長率を0.1ポイント程度押し上げる効果があると見込みながらも、補正予算だけで成長目標を達成できるとは考えておらず、さらなる補強策が必要だとした。

 補正予算案のうち、粒子状物質(PM)による大気汚染への対応に1兆5000億ウォン、山火事対応システムの強化など国民の安全への投資に7000億ウォンを投じる。また、景気への対応や国民経済への支援に4兆5000億ウォンを充てる。

 大気汚染対応としては、老朽化したディーゼル車の廃車や建設機械のエンジン交換を大幅に増やしたり、福祉施設や学校、地下鉄などに空気清浄機を設置したりする。

 下降リスクが強まっている景気への対応も急ぐ。中小企業の輸出先開拓に必要な貿易金融を拡充し、中小造船企業の受注を支援するため専用の保証プログラムを新設する。ベンチャー企業に投資するファンドに追加出資し、中小企業の革新的投資を後押しする政策資金も増やす。また、構造調整などで苦境にある地方の小規模商工業者や中小企業への資金支援を実施する。

 雇用創出や社会的セーフティーネット(安全網)の拡充にも取り組む。予算を追加投入して7万3000人の直接雇用を創出する計画だ。

 政府は、補正予算が執行されれば、今年は1万トン削減予定だった粒子状物質を追加で7000トン削減できると見込んでいる。また、年間に1.6キロの粒子状物質を排出するディーゼル乗用車は400万台減ると予想している。

 補正予算を組むのは5年連続。文在寅(ムン・ジェイン)政権では17年に主に雇用創出のため11兆ウォン、18年にも若者の雇用創出などに向け3兆8000億ウォンの補正予算を編成した。

tnak51@yna.co.kr

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