対日関係「未来志向発展の意志明確」 韓国外相
記事一覧
2019.05.02 10:54
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は2日、韓国メディア向けの記者会見で行った冒頭発言で、「徳仁天皇の即位により新しい時代を迎えた日本とは歴史を直視する中で、未来志向の関係発展を持続的に推進していく」として、「韓日関係の未来志向の発展に対する政府の意志は明確だ」と述べた。
康氏は「韓日の間では歴史問題による困難が続いているが、昨年は史上初めて年間1000万人を超えた人的交流にみられるように、両国関係のすそ野はいつにも増して広い」として、「韓日関係の改善に向けたモメンタム(勢い)をつくれるよう、外交当局間の対話を続けていく」との姿勢を示した。
北朝鮮の非核化問題を巡る交渉に関しては、「2月にハノイで開かれた朝米(米朝)首脳会談が合意なく終わって以降、多少小康状態にあるが、非核化や平和に対する変わりない南北・米の首脳の意志に基づき、外交努力は水面下で引き続き進められている」と述べた。
また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が4回目の南北首脳会談の開催意思を示したことを取り上げ、「われわれの役割が一層重要になった」として、「こうした外交努力を通じ、早期の北との対話再開を模索する一方、非核化で実質的な進展を成し遂げるよう引き続き努力していく」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr
キーワード