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植民地時代の朝鮮の様子わかる絵はがき集 在日コリアンが刊行

記事一覧 2019.05.06 09:00

【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代の朝鮮半島の様子が描かれた絵はがきをまとめた「絵葉書に見る近代朝鮮」が先ごろ日本で刊行された。在日コリアンのコ・ソンイル氏が収集してきた資料をもとに刊行したもので、大韓帝国時代の状況、景福宮や昌徳宮など朝鮮王宮の写真、当時のソウルの道や建築物、冠婚葬祭の様子などが分かる184点の資料が収録されている。

統監府(左)と韓国併合を記念するはがき=(聯合ニュース)

 コ氏はこのほど、聯合ニュースとの電話インタビューで「日本のはがき業者が朝鮮を訪問した人のためにお土産用として作ったものや、朝鮮総督府や日本の行政機関が植民支配の成果を知らせるために発行したものがほとんど」とし、「日本側の視点で作られたものだが、当時の朝鮮が置かれた状況をうかがうことができる多様な写真を収録した」と説明した。

 また「朝鮮王朝を世界の列強の侵略から保護するという名目で植民地化する過程がはがきからも確認することができる」とも述べた。 

 乙巳条約(第2次日韓協約、1905年)後に南山に置かれた統監府の絵はがきには「ソウルを見下ろすことができる最上の位置」という說明が書かれており、当時の日本の植民地に対する意図が表れている。

 また日本が大韓帝国を併合した1910年の10月1日付で発行された記念はがきには日本を象徴する桜と、朝鮮を象徴する梨の花を背景に両国の子どもたちが手をつないで遊ぶ様子が描かれ、植民地支配の正当性を宣伝する意図がうかがええる。

 済州島出身で1965年に日本に渡ったコ氏はこれまで約5000点のはがきを収集し、写真・広告・手紙などの関連資料も約1000点所有している。

 コ氏は「日本絵葉書会関西支部の協力により刊行したが、機会があれば韓国語版も出したい」とし、「失われた歴史を後世に伝えるために生涯にわたり集めてきた収集物を所蔵し、展示・研究・教育する博物館などを探している」と話した。

yugiri@yna.co.kr

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