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[インタビュー]イ・ドンフィ 児童虐待テーマの映画で主演

聯合インタビュー 2019.05.09 18:37

【ソウル聯合ニュース】韓国の俳優、イ・ドンフィが9日、主演映画「幼い依頼人」(原題)の公開を前にソウル市内のカフェでインタビューに応じた。

イ・ドンフィ(所属事務所提供)=(聯合ニュース)

 2013年に起こった児童虐待事件をモチーフにしたこの映画で、イ・ドンフィは虐待された子どもたちに寄り添い、事件の真実に耳を傾ける弁護士のジョンヨプ役を演じている。

 「児童虐待に関する記事があふれているのを見て、いつも辛く感じていました。どうしてこんなことが起こるのか、どうすれば子どもたちが守られるのかについて心の中で問い続けていました。この映画が児童虐待に対して警鐘を鳴らし、観客も僕と同じように考えてほしいと思いました。ところが、子育てをしている知人が『自分の子どもの育て方について振り返らされた』と言った時、予想できなかった感情が生まれました」

「幼い依頼人」のワンシーン(製作会社提供)=(聯合ニュース)

 成功だけを求めていたジョンヨプは、虐待を受けたダビンとミンジュン姉弟に出会うことで変わっていく。継母が子どもたちを虐待したという事実を暴く彼は、周囲によくいるタイプの人物でもある。

 「ジョンヨプを立体的に描こうと努力しました。観客がジョンヨプを身近に感じるようにしたかったんです。実際に一貫して明るい人や深刻な人がいないように、誰もがさまざまな面を持っていますよね。僕自身、僕の友人、僕の隣人になるかもしれない人物としてジョンヨプを表現したかったのです。よい隣人こそが現実的な英雄ではないでしょうか」

 イ・ドンフィは、劇中でジョンヨプがダビンに謝るシーンが記憶に残っていると振り返った。

 「ジョンヨプがダビンと2人で残された待合室で謝るシーンがあります。『大人はみんな同じだ』と感じる子どもに『大人で申し訳ない』と言います。誰かが言うべき言葉だと思いました。他の大人たちはダビンに真実を話せと言いますが、ジョンヨプは『言わなくてもいい』と言います。それでいいのだと、心配しなくてもいいと安心させてあげる大人になりたいです」

 また「映画の中でのジョンヨプの罪悪感は計り知れません。もう少し注意していれば起こらなかったことだと考えると、その感情がより実感できました」と話し、たくさん泣いたと告白した。

「幼い依頼人」のワンシーン(製作会社提供)=(聯合ニュース)

 子役と演技するシーンが多かったことについては、「子どもたちに感謝します」と強調した。

 「(子役たちは)演技する時は役になりきり、普段は天真らんまんな姿でした。『自分もあの頃に戻らなければならないのではないか』と思いました。そのような純粋な姿、演技を始めた時の初心に戻らされました」

 映画の中で子どもたちを虐待する継母を演じた女優のユソンに対しても言及した。

 「俳優なら誰でも正義の役割を演じたいものです。僕もまたそうでした。ユソン先輩は児童虐待根絶の広報大使であり、1児の母でもあるので、この役を選ぶのはさらに辛かったでしょう。そのような勇気を僕も見習わなければと思いました」

 韓国映画の興行収入歴代トップに立ったコメディー映画「極限職業」(原題、以下同じ)に続き、「幼い依頼人」「国道劇場」「コール」まで、イ・ドンフィの出演映画は今年相次いで封切りを控えている。

 「『幼い依頼人』では主演ですが、後から公開される『コール』では助演です。僕は役柄の大きさは重要ではないと思います。人物を上手に表現しなければ、与えられた任務をきちんとこなさなければと考えています。そのような心がけはどんな役柄でもいつも同じです。良い俳優はいつもチャレンジしなければなりません。作品の大小とは関係なく、やりたい話があれば挑戦しようと思います」

 イ・ドンフィは「仕事が趣味になっている」と笑った。

 「映画は職業であり、趣味でもあります。映画を通じて癒やされたり刺激を受けたりする過程がとても幸せです。劇場で映画を見逃した時の悔しさは大変なものです。映画を見ながら自分がどのような映画をやりたいか、共通点を探すのは本当に面白いです」

イ・ドンフィ(所属事務所提供)=(聯合ニュース)

ynhrm@yna.co.kr

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