全羅南道がロケ地として脚光 イ・ビョンホン主演作など撮影=韓国
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2019.05.16 17:45
【務安聯合ニュース】韓国南西部の全羅南道で、今年に入りロケが行われた映画やドラマが7作品に上り、同道の映画・ドラマ制作支援事業の具体的な成果が出始めている。
俳優イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ主演の映画「白頭山」(以下、原題)、俳優チョンウ、キム・ガプス主演の「熱い血」は先ごろ同事業を活用し、全羅南道で撮影を行った。
「白頭山」は、中朝境界にある白頭山の突然の大噴火により孤軍奮闘する人々の物語を題材にした作品。総製作費300億ウォン(約28億円)のうち3億6000万ウォンを投じてセットをつくり、同道光陽市の中馬埠頭(ふとう)を背景にロケを行った。
総製作費が102億ウォンの「熱い血」は、釜山郊外で育ったある男の生存のための闘いを描く。同道での撮影には1億2000万ウォンを投入。木浦市内のホテルを背景に撮影が行われた。
俳優リュ・スンボムの主演映画「タチャ3」の撮影でも、康津郡の観光海岸路や万徳湖一帯がロケ地として利用された。
ドラマのロケも活発に行われている。ケーブルチャンネルOCNのドラマ「憑依」は麗水市の龍月寺で、MBCで放送中の「異夢」は順天市の順天ドラマ撮影場などで、KBS第2の「ドクター・プリズナー」は長興郡の長興刑務所跡で撮影された。
また、昨年同道の支援を受け、木浦市で撮影された映画「ロング・リブ・ザ・キング:木浦の英雄」は来月に、麗水市や霊光郡、咸平郡で撮影された映画「ディーバ」は9月にそれぞれ公開される。
同道関係者は「美しい風景が映画やドラマの素材として注目されている。全羅南道を訪れる観光客が増えるきっかけになることを期待している」と述べた。
hjc@yna.co.kr