Go to Contents Go to Navigation

情報機関トップと与党側の会合など巡り攻防 国会正常化見えず=韓国

記事一覧 2019.05.28 16:04

【ソウル聯合ニュース】韓国国会の正常化に関する与野党の交渉が難航する中、情報機関・国家情報院(国情院)の徐薫(ソ・フン)院長と与党「共に民主党」の政策シンクタンク・民主研究院の楊正哲(ヤン・ジョンチョル)院長による非公開会合などを巡る攻防が加わり、政局の混迷が一段と深まっている。

インターネットメディアが27日、徐薫氏(左)と楊正哲氏の会合を報じた(ザ・ファクト提供)=(聯合ニュース)

 共に民主党は、徐氏と楊氏は「私的に会っただけ」だと説明し、最大野党「自由韓国党」などによる「不適切な会合」との批判をはねつけた。

 共に民主党の李仁栄(イ・インヨン)院内代表は28日、記者団に「両氏は親交があり、私的に会った」と説明し、「なぜ政治的に(解釈するのか)」と述べた。

 一方、自由韓国党と野党第2党の「正しい未来党」は、来春の国会議員総選挙を前に国情院の総選挙介入疑惑を提起し、与党への攻勢を強めている。

 自由韓国党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表は院内対策会議で「ありとあらゆるデリケートな情報を扱う国情院長が大統領の側近と会い、どんなやりとりをしたのかは推して知るべしだ。最大の情報官権選挙が始まったのではないかという強い疑念をぬぐえない」と批判した。

 正しい未来党の呉晨煥(オ・シンファン)院内代表も党の会議で「総選挙を10カ月後に控えた時期に与党の総選挙戦略に責任を負う大統領の最側近と国情院長が長時間会合したことは、国情院の政治介入論争を招く不適切な行為」だと指摘した。

 こうした中、共に民主党は自由韓国党の姜孝祥(カン・ヒョサン)国会議員が在米韓国大使館の外交官から入手した韓米首脳の電話内容を公表した問題を取り上げ、反撃に出ている。共に民主党の朴洸オン(パク・グァンオン)議員はラジオ番組で、この件は「刑法が定める外交上機密漏えいに当たる」とし、「国民の常識に照らすとあり得ないことだ」と批判した。

 一方の自由韓国党は、電話内容の流出を外交部の問題に広げて対抗している。同党の鄭亮碩(チョン・ヤンソク)院内首席副代表は党の会議で、「無能外交」を批判しながら「単に姜孝祥議員と外交官の綱紀の緩み、機密漏えいとして扱うのではなく、韓国の外交全面を刷新すべきだ」と述べた。

 複数の懸案を巡り与野党が鋭く対立し、長期化している国会空転の解消に向けた交渉もこれといった進展がみられない。共に民主党は補正予算案などを処理するため自由韓国党の速やかな国会復帰を訴えているが、自由韓国党は選挙法改正案などに対するファストトラック(迅速処理案件)指定が撤回されるまでは復帰は困難だとの立場を貫いている。

tnak51@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。