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韓国中銀 政策金利1.75%で据え置き=先行き不透明な国内外経済を踏まえ

記事一覧 2019.05.31 11:36

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は31日、定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年1.75%で据え置いた。昨年11月に1.50%から1.75%に利上げした後、これで4回連続の据え置き。背景には、米中貿易摩擦が再燃し、世界経済の先行きが不透明になったことが挙げられる。

政策金利の推移=(聯合ニュース)

 米中貿易摩擦の長期化への懸念に加え、主要国経済も失速したという見方が広がっており、海外への依存度が高い韓国経済への影響も考慮せざるを得ない状況だ。

 輸出や雇用など韓国の経済指標が依然として振るわないことも利上げを踏みとどまらせる要因だ。輸出をけん引してきた半導体の市況と主要輸出先の中国市場がぐらついており、4月の輸出は前年同月比2.0%減少と、5カ月連続のマイナスだった。また、就業者の増加数が4月は再び20万人を切り、失業率が4月としては19年ぶりの高さとなるなど、雇用の回復も遅れている。

 1~3月期の経済成長率は前期比0.3%のマイナスを記録した。各機関が韓国の今年の成長率予想を2%台前半に引き下げる中、利上げは容易でないとの見方が大勢を占める。

 国内外の状況からすると、政策金利は引き上げよりむしろ、引き下げが必要とも指摘される。今回の金融通貨委でも少数の利下げ意見が出たのではないかという観測がある。

 一方、韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は4月18日に開かれた前回の委員会後の改憲で、「利下げを検討する状況ではない」と発言し、ごく最近までこの姿勢を保っている。

 同行は、今年前半の成長率は低めだが、景気が次第に回復し、今年後半には成長率が拡大すると見込む。また、利下げした場合、ウォンの対ドル相場の急変動につながりかねない点も考慮している。

 政策金利の調整は下期に持ち越されることになった。次回の金融通貨委は7月18日に開催される。  

韓国銀行の李柱烈総裁=(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

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