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BTS所属事務所 ユニコーンに匹敵=韓国民間研究所

記事一覧 2019.06.06 13:23

【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループBTS(防弾少年団)が所属する芸能事務所のビッグヒットエンターテインメントは、BTSが世界を舞台に成功を収めたおかげで企業価値がユニコーン企業並みに上昇したと、民間シンクタンクの現代経済研究院が分析した。ユニコーン企業とは、評価額が10億ドル(約1080億円)を超える未上場企業をいう。

BTSはスタジアムツアーを行っている。1日の英ロンドン公演に詰めかけたファン=(聯合ニュース)

 現代経済研究院が6日に公表した報告書によると、ビッグヒットエンターテインメントは株式価値に純有利子負債を合わせた企業価値が2018年に1兆2800億~2兆2800億ウォン(約1170億~2090億円)程度と評価された。

 BTSはこの6年間で世界18カ国・地域で公演した。今年発売した最新アルバム「MAP OF THE SOUL:PERSONA」も5月末までで323万枚のセールスを記録している。こうした成功が企業価値を引き上げた。

 報告書はBTSの成功の要因として、メンバーがアルバムのテーマ決めから作詞作曲、プロデュースまで参加し、各メンバーの個性も生かしていることがコンテンツの競争力を高めたと分析。また、1980年代前半~2000年代前半生まれのミレニアル世代が交流サイト(SNS)を通じてBTSのコンテンツを共有している点も、人気拡大を後押ししたとみている。

 世界のデジタルコンテンツ産業の急速な成長、ドラマや映画よりも音楽を中心とする韓流ブームも要因に挙げた。さらに、米国やメキシコ、ブラジル、アジアなど世界各地に厚いファン層が形成されたこともBTSの強みだ。

 BTSの成功は、旅行をはじめとする韓国のサービス産業、化粧品や衣料など消費財にもプラスの影響を及ぼす可能性がある。韓国企業としては、世界に広く分布する厚いBTSファン層をターゲットにビジネスチャンスを模索できる。

 報告書は「韓流拡散を土台にサービス産業の競争力を強化し、文化産業を新たな成長エンジンに育てるには、中長期的な戦略が必要」と指摘。企業の海外進出を支援する一方、文化産業の競争力確保に向けて良質のコンテンツを開発するよう提言した。 

mgk1202@yna.co.kr

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