[韓流]イ・ジョンジェ 10年ぶりドラマ出演
【ソウル聯合ニュース】俳優のイ・ジョンジェが韓国ケーブルチャンネルJTBCの新ドラマ「補佐官―世の中を動かす人々」(原題、全10話)に主演する。ドラマ出演は2009年に放送されたMBCドラマ「トリプル」以来10年ぶりとなる。
イ・ジョンジェは13日、ソウルで開かれた同作品の制作発表会に出席し、10年ぶりのドラマ出演について「なんとなく10年が経ってしまった。何か意図があったわけではない」と説明した。
出演することになったきっかけについて「台本を受け取ったとき、この作品はやるべきだと思った。企画とシナリオがおもしろかった。遅くなる前に早く(ドラマを)やろうと思った」と語った。
イ・ジョンジェは4選国会議員の首席補佐官、チャン・テジュンを演じる。警察大を首席で卒業したテジュンは警察幹部が議員バッジに身を屈する姿を見て警察をやめ政界に足を踏み入れた野心あふれる人物だ。
映画に出演し続けた後のドラマ復帰について「視聴率など数字が重要ではあるが、それに気を取られすぎると作品の本来の方向とは違う方向に向かう場合がある。素材と台本を信じていれば作業の中で楽しさを感じることができ、そのような真心と努力が画面を通じて視聴者の方々にも伝わるだろう」と自信をのぞかせた。
また、「視聴率が思わしくなくても良い企画のドラマに出演したということ、現場でベストを尽くして努力したということはスタッフと私が皆知っているため、それだけでも満足している。それが次の作品で大きな励みになると思う」と語った。
イ・ジョンジェの相手役の女優シン・ミナは比例代表で初当選した国会議員、カン・ソニョンを演じる。チョン・ジニョン、キム・ガプス、チョン・ウンインなどベテラン俳優もキャストに名を連ねた。
14日に放送がスタートする。毎週金、土曜の午後11時に放送され、韓国での放送終了後、早ければ1時間後からネットフリックスを通じ世界に配信される。既にシーズン2の制作も決まった。
hjc@yna.co.kr