Go to Contents Go to Navigation

朝鮮戦争開戦から69年 平和主張しながら韓米に宣言履行要求=北朝鮮

記事一覧 2019.06.25 21:32

【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争開戦から69年となった25日、北朝鮮は朝鮮半島の平和を守る意思を表明し、そのためには韓国と米国が北朝鮮と出した共同宣言を徹底して履行しなければならないと主張した。

左から、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領、トランプ米大統領(コラージュ)=(聯合ニュースTV)

左から、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領、トランプ米大統領(コラージュ)=(聯合ニュースTV)

 北朝鮮の政府機関紙「民主朝鮮」はこの日、「朝鮮半島の平和と安全を守護しよう」と題した社説を出し、朝鮮半島での戦争を防いで平和を守ろうとする確固たる信念と意思は朝鮮戦争勃発69周年になるきょう、さらに力強くなっていると強調した。

 また昨年6月12日にシンガポールで行われた米朝首脳会談で署名された共同声明を尊重し、徹底的に履行することが朝鮮半島の平和を保障する道と強調し、「新しい世紀の要求に見合う両国の新関係を樹立し、朝鮮半島に恒久的で堅固な平和体制を構築しようとするのはわれわれ共和国(北朝鮮)の一貫した立場」と主張した。

 韓国側に対しては、南北関係の改善や朝鮮半島の平和と統一を望むのであれば、南北首脳が署名した宣言を誠実に履行し、責任を果たさなければならないと要求した。

 一方、北朝鮮の対韓国宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」はこの日の論評で、韓米が毎年夏に実施していた合同指揮所演習「フリーダムガーディアン」(FG)に代わり8月に実施する「19―2同盟」という名称の合同危機管理演習(CPX)を非難しながら、「対話と戦争演習、平和と緊張激化は絶対に両立することはできない」と主張した。

 北朝鮮のこのような主張は米朝非核化交渉の停滞が続くなか、朝鮮戦争開戦から丸69年を迎えたのを機に改めて朝鮮半島の平和体制構築の重要性を強調するとともに、米国に圧力をかけ、態度変化を狙う意図があるものと受け止められる。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。