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貿易紛争で世界経済低迷 「G20がリーダーシップ発揮を」=文大統領

記事一覧 2019.06.28 16:47

【大阪聯合ニュース】大阪での主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に参加している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、「世界経済と貿易投資」をテーマに開かれたG20サミットの第1セッションに出席し、「貿易紛争により世界経済が『縮小均衡』に向かって突き進む『囚人のジレンマ』の状況から脱出しなければならない」としながら「自由貿易で全員が利益を得る『拡大均衡』へ進むべきだ」と述べた。

G20サミットに出席した文大統領=28日、大阪(聯合ニュース)

 文大統領は、先ごろ国際通貨基金(IMF)と経済協力開発機構(OECD)が世界の経済成長率を下方修正した主な理由の一つに貿易紛争と保護貿易主義の拡散を挙げたとした上で、「G20が再びリーダーシップを発揮しなければならない」とし、このような課題は一国のレベルでは解決できないと強調した。

 このような発言は、悪化の一途をたどる米中貿易摩擦などにより世界経済が減速を免れない現実に懸念を示し、世界経済に大きな影響力を持つG20の各国が団結して状況を打開すべきだというメッセージと受け止められる。

 文大統領は「現在世界は新たな挑戦課題に直面している」とし、「世界経済の不確実性と下降のリスクが拡大している」と警告した。

G20サミットで安倍晋三首相の冒頭発言を聞く文大統領(奥から3人目)ら各国首脳=28日、大阪(聯合ニュース)

 また「低成長が固定化した『ニューノーマル』時代を超えて『ニューアブノーマル』時代に入り、未来の予測も困難になったという憂慮もある」と指摘した。

 ニューノーマルは長期低成長を指す用語で、ニューアブノーマルは市場の変動性が一時的な現象で終わらず、不確実性が非常に大きくなった状態を指す。

 文大統領は「G20の国々は世界経済下降のリスクにも先制的に対応しなければならない」とし、「韓国政府も拡張的な財政運営のために努力している」と説明した。

 また、公正な貿易に向けた世界貿易機関(WTO)の改革の必要性を説き、「韓国は自由で公正な貿易秩序のためのWTO改革を支持し、G20の議論に積極的に参加する」と表明した。

 続けて、文大統領は革新と包容を軸に「共によく暮らす国」を実現するという政府の努力とその成果を説明し、「革新的包容国家を実現するには国際社会と協力しなければならない」と述べた。

ynhrm@yna.co.kr

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