韓国・光州で世界水泳の開会式 文大統領も出席
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2019.07.12 20:30
【ソウル聯合ニュース】韓国南西部の光州で12日午後、水泳の世界選手権の開会式が開かれ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も出席した。世界水泳は5大国際スポーツ大会の一つに挙げられるビッグイベント。文大統領が国内で開催されるスポーツ大会の開・閉会式に出席したのは昨年3月の平昌冬季パラリンピック閉会式以来、1年4カ月ぶり。
開会式は「平和の波の中へ」(DIVE INTO PEACE)をスローガンに光州女子大ユニバーシアード体育館で行われ、選手団350人、国内外からの招待客1500人、メディア関係者500人、観客約3000人など計5400人余りが参加した。
文大統領は李庸燮(イ・ヨンソプ)大会組織委員長(光州市長)の案内を受け、国際水泳連盟(FINA)のフリオ・マグリオーネ会長とともに会場に入場。招待客らとあいさつを交わし、光州の5・18民主広場から中継された「合水式」や公演などのオープニングセレモニーを観覧した。
セレモニーのハイライトとなった、世界各国から持ち寄られた水が5・18民主広場の噴水で一つになる合水式について、青瓦台(大統領府)は人類の平和と繁栄を願う意味が込められていると説明している。
前回開催地のハンガリーを先頭に最後の韓国まで194の参加国・地域が入場する際には、文大統領は立ったまま拍手を送り、選手らを歓迎。マグリオーネ会長のあいさつなどに続き、文大統領が大会の始まりを告げる開会宣言を行った。
大会は28日までの17日間、光州市と全羅南道・麗水一帯で行われ、6競技、76種目で熱戦が繰り広げられる。194カ国・地域から2639人の選手がエントリーしている。
tnak51@yna.co.kr
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