文大統領がイスラエル大統領と会談 朝鮮半島平和への支持確認
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2019.07.15 13:57
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領15日、青瓦台(大統領府)でイスラエルのリブリン大統領と会談し、両国関係の発展や朝鮮半島情勢などについて議論した。
リブリン大統領は14日に韓国を公式訪問した。18日まで滞在する。イスラエル大統領の訪韓は9年ぶり。
青瓦台によると、文大統領は先月30日、南北軍事境界線がある板門店でのトランプ米大統領、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との対面の結果などを説明。朝鮮半島の非核化や恒久的な平和定着のためのイスラエルの協力や支持を要請した。
リブリン大統領は朝鮮半島の平和構築に向けた文大統領の意志や韓国政府の努力を高く評価し、支持する意向を改めて示した。
両首脳は両国の自由貿易協定(FTA)の早期妥結を目指すことで一致。第4次産業革命時代に備え、水素エネルギーを重視する経済や人工知能(AI)、自動運転車、次世代通信規格「5G」などの先端産業分野で実質的な協力を強化することにした。
また、人的交流の拡大に向け、両国の大学の学術・学生交流を活性化させることで合意した。
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