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韓国製有機ELパネルの対日輸出が急増 規制に備え買い込み?

韓日関係 2019.07.24 11:16

【ソウル聯合ニュース】韓国の情報通信企画評価院が24日公表した資料によると、先月の有機ELパネルの日本向け輸出額は1320万ドル(約14億3000万円)で前年同月比129.2%急増し、単月として過去最高を記録した。これにより、先月は液晶パネルの対日輸出が前年同月比28.9%減少したにもかかわらず、全体のパネル輸出額は3020万ドルで過去最高水準となった。日本政府の対韓輸出規制強化に伴う韓日摩擦の激化に備え、日本のテレビメーカーが前もって有機ELパネルを確保しようとしたとの見方が出ている。

LGディスプレーの有機ELテレビ(資料写真)=(聯合ニュース)

 3年前の2016年6月と先月の輸出額を比較すると、有機ELパネルの世界向け輸出額は5億3000万ドルから6億1000万ドルと小幅増にとどまったのに対し、日本向け輸出額は20万ドルから1320万ドルへ60倍以上に急増した。

 先月は主要輸出先である中国へのパネル輸出額が前年同月比28.0%、ベトナム向けが10.2%、メキシコ向けが78.0%、それぞれ減少したのとは対照的だ。

 日本が韓国から有機ELパネルを買い込むようになったのは今年5月から。5月の韓国の対日輸出額は前月の4倍近い1270万ドルで、初めて1000万ドルを超えた。日本政府が輸出規制の発表を前に有機ELパネルを確保しておくようテレビメーカーに密かに促したことで、5~6月の輸出額が急増したとの推測もある。

 韓国のLGディスプレーによると、日本が7月4日に韓国向け輸出規制を強化した3品目のうち、高純度フッ化水素(エッチングガス)が有機ELパネルの生産に影響を与え、高級製品であるほど日本の素材への依存度が高いという。

 業界関係者は「テレビ向け有機ELパネルはLGディスプレーが独占生産しており、日本の有機ELテレビメーカーの韓国への依存度は高くならざるを得ない」と述べ、このことが日本の有機ELテレビ市場にとって対韓輸出規制が不利になるとの指摘が出る理由の一つだと説明した。

tnak51@yna.co.kr

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