ホワイト国除外巡り韓国政府が経産省に意見書　「日本の主張に反論」

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台（大統領府）は２４日、日本政府が安全保障上の友好国として輸出上の手続きを簡素化する「ホワイト国」から韓国を除外する内容の法令改正案を告示したことに対する韓国政府の公式意見書を同日午前に日本の経済産業省に送ったと発表した。

　青瓦台のハン・ジョンウ副報道官は記者会見で、意見書は産業通商資源部長官名義で午前９時５１分に送付したと伝えた。意見書では韓国の戦略物資の輸出管理が不十分、両国間協議が開催されていないといった、日本がホワイト国からの除外理由として挙げた主張の不当性について集中的に反論するとともに、日本の措置が世界貿易機関（ＷＴＯ）の精神と協約に違反していることを記したと説明した。

　一方、スイス・ジュネーブで行われているＷＴＯの一般理事会と関連し、ハン氏は２４日の夕方ごろ（日本時間）に日本の対韓輸出規制強化に関する議論が行われるとの見通しを示した。韓国から産業通商資源部の金勝鎬（キム・スンホ）新通商秩序戦略室長が出席し、日本の措置の不当性を訴える。

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