サムスン電子が半導体減産説を否定 「日本輸出規制の影響予測は困難」
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2019.07.31 15:35
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は31日、日本政府の韓国に対する半導体材料などの輸出規制強化に関連し、不確実性により輸出規制強化が事業に与える影響を正確に予測することが難しいとした上で、人為的な減産を検討しない方針を示した。
同社関係者は日本政府の措置について「素材の輸出禁止ではないが、新たな許可手続きに伴う負担がある。進行方向に対する不確実性があるので(影響を)予測するのは難しい状況だ」と説明した。
その上で「いかなる場合でも否定的な影響を最小限にとどめるために多様な対策を講じるなど最善の努力を傾ける」と強調した。
半導体メモリーの減産説が流れていることについては「今のところ人為的なウエハー投入量削減を検討していない」と述べ、否定した。
下半期(7~12月)の半導体メモリーの在庫見通しに関しては「次第に減少すると予想しているが、どれだけ早く減るかについては、対外環境の不確実性があるため予測が難しい」と慎重な姿勢を示した。
hjc@yna.co.kr