独島防衛訓練 来週初め実施が有力も「流動的」=韓国
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2019.08.08 20:06
【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局が今年の独島防衛訓練の時期や規模について苦慮していることが8日、複数の政府関係者の話で分かった。
関係者らによると、軍は韓日関係に与える影響を考え、6月に予定されていた独島防衛訓練を先送りしていたが、日本の対韓輸出規制の強化などを受けて、今月中に実施することを積極的に検討してきた。軍は光復節(日本による植民地支配からの解放記念日、8月15日)の直前となる今月12日か13日に実施することを仮決定したが、変更される可能性も低くないという。
政府当局者は今回の訓練の時期や規模について「とても流動的な状況」とコメントし、また別の当局者も「軍の立場を超えた(政府の)政策的、外交的決定」に属する内容と説明した。
青瓦台(大統領府)や政府は「戦略的曖昧さ」を維持している。
青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は6日の国会運営委員会全体会議で、独島防衛訓練について、今年は2回行う計画とし、訓練時期については「様々な状況を検討して決める予定」と話した。
同訓練は韓国の領土である独島の防衛意思を示し、外部勢力の独島侵入を防ぐために毎年上半期と下半期に実施。昨年は6月18~19日、12月13~14日にそれぞれ行われた。
yugiri@yna.co.kr
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