韓国来年度予算「日本の輸出規制関連を果敢に反映」 拡張財政へ=政府与党
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2019.08.13 11:55
【ソウル聯合ニュース】韓国の政府と与党「共に民主党」は13日に協議を行い、景気への対応と政府が目指す革新成長を後押しするため、より拡張的な財政政策を基調に来年度(1~12月)予算案を編成する方針について認識を共有した。協議終了後、同党の尹官石(ユン・グァンソク)政策委員会首席副議長が報道陣に説明した。日本の輸出規制と関連しては、部品・素材産業への支援予算が補正予算案にも含まれたが、来年度予算はさらに果敢に支援項目を発掘し反映させることで意見がまとまった。
共に民主党、政府、青瓦台(大統領府)は4日に開いた協議会で、輸出規制に対応するため来年度予算に「最低1兆ウォン(約865億円)+アルファ」を反映する方針を決めた。
この方針について尹氏は「アルファの規模を増やす」と説明。拡張的な財政運営については「税収の現況も把握しバランスの取れた予算編成となるようにするが、拡張的な予算を反映すべきだとの意見があった」と述べた。
hjc@yna.co.kr
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