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福島原発の汚染水処理問題「事実に基づく発表を」 韓国「合理的な憂慮」

記事一覧 2019.08.27 21:03

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が問題提起した東京電力福島第1原発の汚染水処理問題について、日本側は27日、事実に基づいて発表するよう韓国側に要求した。これに対し、韓国の外交部当局者は「科学的な事実に基づき、合理的な憂慮を伝達しており、慎重な措置を促しているもの」と反論した。

19日、韓国外交部に入る在韓日本大使館の西永知史公使=(聯合ニュース)

 韓国外交部は19日、福島原発の汚染水の放出問題を巡り、韓国政府の憂慮や日本政府の処理計画の説明要請などが盛り込まれた口上書(外交文書)を在韓日本大使館の西永知史公使に伝達した。これを受け、西永氏はこの日、同部の権世重(クォン・セジュン)気候環境科学外交局長と面会した際、口上書に対する回答を渡した。

 在韓日本大使館もホームページにこのような事実を公開した。

 韓国外交部によると、日本側は浄化処理した汚染水の取り扱いについては現時点では結論を出していないとし、今回の件に関連し、日本政府は科学的根拠に基づいた措置を責任を持って取っていると強調した。

 また、日本政府の方針などについて国際会議などで説明しており、在日本韓国大使館に対しても昨年10月以後4回説明したと主張。汚染された地下水が流出する可能性について、安全に影響を与えるレベルで流出している事実はないとし、国際原子力機関(IAEA)からも「安全が確保されている」と評価されていると説明した。

 韓国外交部は「同問題が両国国民の健康や周辺の海洋環境に影響を及ぼさないように処理されなければならないという点を強調し、日本政府がわが政府や国際社会により透明で具体的な説明をしていくよう要請した」と明らかにした。

 日本外務省は来月4日、在日外交団を対象に処理水に関する説明会を開催する予定だ。

 一方、在韓日本大使館は韓国政府に対し、「本件を含む種々の案件に関する対外発表は事実に基づいて行われること、また同国政府が取る措置は科学的根拠に基づくことが重要であることの重要性を強調する」と求めた。

 また韓国外交部が19日に出した報道資料で、西永氏を「招致」したと明記したことについて、招致されたのではなく、立場を伝えるための「往訪」だったと抗議した。

yugiri@yna.co.kr

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