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朴前大統領らの審理差し戻し サムスントップに再び実刑か=韓国最高裁

記事一覧 2019.08.29 16:44

【ソウル聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)は29日午後、長年の知人、崔順実(チェ・スンシル)被告と共謀してサムスングループなどから多額の賄賂を受け取ったとして収賄罪などに問われた前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(67)の上告審で、懲役25年、罰金200億ウォン(約17億4000万円)とした二審判決を破棄し、審理をソウル高裁に差し戻した。また、朴被告側への贈賄罪などに問われ、二審で懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けたサムスングループ経営トップのサムスン電子副会長、李在鎔(イ・ジェヨン)被告(51)の判決も破棄し、高裁に差し戻すよう命じた。

判決を言い渡す金命洙(キム・ミョンス)大法院長(中央、写真共同取材団)=29日、ソウル(聯合ニュース)

 朴被告は二審判断に法律違反があったとの理由で、李被告は崔被告側に提供した賄賂額と横領額が二審の判断よりも多いという理由などで、再び二審の裁判を受けることになった。李被告は一審で懲役5年の実刑判決を言い渡されたが、二審の執行猶予付き判決を受けて保釈された。差し戻し審で再び実刑判決が出て身柄を拘束される可能性もある。

 大法院は、朴被告の一審、二審の担当裁判所がほかの罪の案件と区別して判決を出すべき収賄罪の案件を分離せず、法に違反したと判断した。

 韓国の公職選挙法では、大統領などの公職者に適用された特定犯罪加重処罰法上の収賄罪はその他の罪と分離して宣告するよう規定されているが、朴被告の一審、二審判決は同規定から外れ、まとめて宣告された。

 大法院の判断により、朴被告の差し戻し審では有罪が認められた収賄罪について、ほかに問われている職権乱用罪や強要罪などと区別して判決を言い渡す必要がある。分離して判決を出す場合、量刑は重くなる可能性が高い。

 大法院は李被告について、二審が賄賂ではないと判断した崔被告の娘のための馬の購入費と、冬季スポーツ英才センターへの支援金を問題視した。

 サムスンが崔被告側に提供した乗馬用の馬について、所有権そのものを譲り渡したものとみて馬の購入額34億ウォンを賄賂と判断。冬季スポーツ英才センターへの支援金16億ウォンも、サムスン内部に存在していた李被告への経営権承継という懸案に絡む不正な頼み事の対価として提供した賄賂だとみなした。

 一方、大法院は懲役20年、罰金200億ウォンとした崔被告の二審判決も破棄し、差し戻した。崔被告が自身の事実上の支配下にあった財団などへの資金提供を企業に要求した行為は強要罪が成立するほどの脅迫ではないと判断し、強要罪を有罪とした二審判断は誤りだとした。ただ、これは差し戻し審の量刑に大きく影響しないとみられている。

tnak51@yna.co.kr

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