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ナムジュン・パイク作品 モニター修理し原形保存へ=韓国美術館

社会・文化 2019.09.11 15:03

【ソウル聯合ニュース】韓国の国立現代美術館は11日、韓国出身の世界的ビデオアーティスト、ナムジュン・パイク(白南準=ペク・ナムジュン、1932~2006)のビデオアートで昨年2月からモニターの作動を止めている「多多益善」について、原形のまま保存することを骨子とした復元プロジェクトを発表した。作品のブラウン管モニターをできる限り修理・復元し、2022年ごろ再び作動させるとしている。

モニターが作動している「多多益善」(左、2006年撮影)と昨年に作動を止めた「多多益善」(同美術館提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 「多多益善」は1988年に国立現代美術館・果川館の入り口ホールにテレビモニター1003台を五重の塔のように積み上げて設置された高さ18メートルの作品で、ナムジュン・パイクの遺作のうち最も大きい。作品名は「多ければ多いほどいい」という意味を持つ。

 美術館側は2003年に老朽化したモニターを全面交換するなど補修を繰り返したが、昨年2月に火災の危険性などを考慮して作動を止めた。

 その後、国内外の美術機関の専門家と協力して同じようなケースでの対処事例などを調査。美術館側は「調査を経て、亡くなった芸術家の作品復元における最も基本的な姿勢は原形維持であり、これに最善を尽くすことが美術館の任務だという結論に至った。作品は時代性を反映するもので、『多多益善』のブラウン管モニターは20世紀を代表する媒体だ」と説明した。

 ブラウン管モニターは世界的に生産中止となっており、美術館側はモニター修理と同一機種の中古品購入に努めるが、部品が手に入らないなどやむを得ない場合は液晶、発光ダイオード(LED)、有機EL、マイクロLEDなどの最新ディスプレー技術を一部使用する考えだ。

1987年、国立現代美術館・果川館で「多多益善」の設置構想を語るナムジュン・パイク(同美術館提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

tnak51@yna.co.kr

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