韓米首脳「北の対話再開意思を前向きに評価」 NYで65分間会談
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2019.09.24 09:42
【ニューヨーク聯合ニュース】国連総会に出席するため米ニューヨークを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は23日午後(日本時間24日早朝)、同地でトランプ米大統領と65分間、首脳会談を行った。
韓国青瓦台(大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官によると、両首脳は米朝実務交渉で早期に実質的な成果を導き出すための方策について意見を交換。その上で、北朝鮮の最近の対話再開意思を前向きに評価し、昨年6月にシンガポールで行った初の米朝首脳会談の合意精神が今なお有効であることを改めて確認した。
両首脳はまた、韓米両国が北朝鮮との関係を転換し、70年近く続いてきた敵対関係を終息させるとともに朝鮮半島の恒久的な平和体制を構築する意思を確認し合った。
韓米同盟と関連し、両首脳は同盟が朝鮮半島と北東アジアの平和・安全保障の主軸であり、みじんも揺らいでいないとの認識で一致した。また、両国間の経済協力を含め、互恵的、包括的な方向で韓米同盟を引き続き強化していくことを申し合わせた。
tnak51@yna.co.kr