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18年自殺率が5年ぶり増加 「ウェルテル効果の影響」=韓国統計庁

記事一覧 2019.09.24 15:56

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が24日発表した統計によると、2018年の自殺による死亡者数は1万3670人で前年に比べ1207人(9.7%)増加した。1日平均の自殺死亡者は37.5人に達した。18年の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は26.6人で、前年比2.3人(9.5%)増となった。

18年は自殺死亡率が5年ぶりに増加した(イラスト)=(聯合ニュース)

18年は自殺死亡率が5年ぶりに増加した(イラスト)=(聯合ニュース)

 自殺死亡率は11年の31.7人をピークに小幅な増減を見せ、全般的に減少傾向にあった。13年に28.5人となって以降は14年が27.3人、15年が26.5人、16年が25.6人、17年が24.3人と4年連続で減少していたが、18年は5年ぶりに増加に転じた。前年比の増加幅はリーマン・ショックの影響があった09年(5.0人、19.2%)以来で最も大きくなった。

 統計庁はこれについて、著名人などの自殺報道によって自殺者が増える現象「ウェルテル効果」の影響があったと指摘している。同庁の人口動向課長は「18年に自殺が(前年比で)最も多く増加したのは1月、3月、7月だったが、その時期に有名人の自殺があった」と説明した。

 自殺死亡率は80歳以上を除く全ての年齢層で前年に比べ増加した。特に10代(22.1%増)、40代(13.1%増)、30代(12.2%増)で大きく増加した。また、男性の自殺死亡率は38.5人で女性(14.8人)の2.6倍だった。

 自殺は10代、20代、30代の死因1位。40代、50代では2位だった。10代の死亡者のうち35.7%、20代では47.2%、30代では39.4%が自殺によって死亡した。

tnak51@yna.co.kr

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