韓国の9月消費者物価0.4%下落 公式統計で初のマイナス
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2019.10.01 09:07
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が1日発表した消費者物価動向によると、9月の消費者物価指数は前年同月比0.4%下落した。1965年に統計を取り始めて以来、初のマイナスとなった。
前年同月比の物価上昇率は1月に0.8%に鈍化して以降、0%台が続き、8月は0.0%に落ち込んだ。同月は小数点第3位まで計算すると0.038%の下落で、事実上のマイナスだったが、正式な物価上昇率は小数点第2位で四捨五入される。統計上では9月が初めてのマイナスとして記録される。
物価上昇率がこのように長期にわたり1%を切るのも、2015年2~11月(10カ月)以来のこと。
統計庁の物価動向課長は「高校教育の無償化や農産物価格の反動といった政策的、一時的な要因によるものと判断される」と説明。デフレの可能性については、「消費者心理指数は前月から4.4ポイント上昇した。消費不振によるデフレではない」と打ち消した。
mgk1202@yna.co.kr
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