Go to Contents Go to Navigation

福島周辺で積まれたバラスト水 韓国政府が放射能検査

記事一覧 2019.10.02 20:10

【世宗聯合ニュース】韓国海洋水産部は2日、福島県の周辺の海で積んだ「バラスト水」を韓国周辺の海域で排出しようとする船舶に対し、放射能検査を実施していることを明らかにした。バラスト水は船舶のバランスを保つためタンクに入れる海水。

韓国政府は、福島県の周辺の海で積んだバラスト水の放射能検査を実施していることを明らかにした(コラージュ)=(聯合ニュースTV)

韓国政府は、福島県の周辺の海で積んだバラスト水の放射能検査を実施していることを明らかにした(コラージュ)=(聯合ニュースTV)

 韓国政府は海洋放射性物質調査のため、四半期ごとに32カ所の海域と沿岸32カ所を対象に原子力安全委員会とともに放射能検査を行っている。今回の検査はこれとは別に、福島周辺の海水が船舶を通じて韓国の海域に流入しているとの懸念を反映して実施されている。

 国会農林畜産食品海洋水産委員会に所属する金鍾懷(キム・ジョンフェ)議員は8月、海洋水産部の資料を基に、福島周辺の海で積まれたバラスト水が韓国の海域で大量に排出されていると明らかにした。

 同資料によると福島県と、同県に近い青森県、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県で積まれたバラスト水が韓国の港湾などで2017年9月から今年7月までに約128万トン排出されている。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。