韓国 けさのニュース(10月14日)
きょうの主なニュース
2019.10.14 10:00
◇検察特捜部の縮小案 きょう法相が発表
政府と与党「共に民主党」、青瓦台(大統領府)は13日に検察改革について話し合い、検察特捜部の縮小や名称変更などを行うための規定改定を15日に閣議決定することを決めた。具体的な内容はチョ国(チョ・グク)法務部長官が14日に発表する。特捜部は主に政府高官や政治家の不正などを捜査する部署で、強大な権限を持つ検察の力の源泉とされてきた。7地域にある特捜部のうち、ソウルと大邱、光州の三つの特捜部を残し、残りは廃止する案がまとまったようだ。
◇鉄道スト終了 段階的に通常運行へ
12日に始まった全国鉄道労働組合の時限ストが14日午前9時で終了した。列車は14日夜までに段階的に通常の運行に戻される。いつもより乗車券はやや入手しづらいとみられる。韓国鉄道公社(コレール)は「14日の列車全体の運行本数は平時の91.2%程度。首都圏電鉄は99.2%で、始発からほぼ通常通りの運行となる」と説明した。
◇健康保険の2065年支出 今年の11倍に
健康保険の長期推計によると、健康保険の総支出は2065年に753兆9000億ウォン(約69兆円)に上ると予想される。これは今年(推計)の約11倍。健康保険の保障性強化が背景にある。企画財政部の依頼で租税財政研究院が報告書をまとめた。