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北の金剛山施設撤去要求に対し実務会談提案 通知文送付=韓国

記事一覧 2019.10.28 11:12

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官は28日の定例会見で、南北経済協力事業の金剛山観光で用いる韓国側施設の撤去を求めた北朝鮮に対し、実務会談を提案する通知文を送ったと明らかにした。

金剛山観光地区(資料写真)=(聯合ニュース)

金剛山観光地区(資料写真)=(聯合ニュース)

 韓国政府が実務会談を提案したのは、韓国側施設の撤去問題に限らず、金剛山観光問題を包括的に議論するためだ。金剛山観光事業は2008年、韓国人観光客が北朝鮮兵に射殺される事件が起きたことから、10年以上中断されている。

 北朝鮮は25日、統一部と金剛山観光事業を手がけていた現代峨山に通知文を送り、「合意した日に金剛山地区に入り、(韓国)当局と民間企業が設置した施設の撤去を求める」として、文書交換の形で協議することを提案した。

 だが、文書交換では金剛山観光問題を多角的に議論することに限界があるため、実務会談を提案したとみられる。

 韓国政府は金剛山観光の再開に向け、可能な解決策を模索しているとされる。南北関係が膠着(こうちゃく)状態に陥っている中、北朝鮮の施設撤去要求を対話の機会に活用する考えだ。

 ただ、北朝鮮側が実務会談に応じるかは不透明な状況だ。

kimchiboxs@yna.co.kr

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