韓日軍事情報協定「安保に役立つなら維持すべき」=韓国国防相
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2019.11.04 14:26
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は4日、近く期限が切れる韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「われわれの安保に少しでも役に立つなら、こうしたものが維持されるべきだ」とする立場を示した。国会国防委員会の全体会議に出席して発言した。GSOMIAの期限は今月22日。
鄭氏は「GSOMIAの重要さについては何度も国会で発言している。ただ、日本が安保上の理由から(韓国への)輸出規制などを行っており、これらの問題が共に解消されるべき」と述べた。
GSOMIAは韓日が北朝鮮の核・ミサイル関連情報などを共有するために締結したもので、2016年11月に発効。効力は1年で、期限が切れる90日前に両国どちらかが協定を延長しない意思を通告すれば終了する。日本政府が安全保障上の理由を挙げ、韓国への輸出規制措置を取ったことから韓国政府は今年8月にGSOMIAを終了することを決め、日本に正式に通告した。
csi@yna.co.kr