[韓流]女優イ・ヨンエ「子育てで演技変わった」 14年ぶり映画で母役
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2019.11.04 16:50
【ソウル聯合ニュース】韓国の女優、イ・ヨンエ(48)は4日、2005年の「親切なクムジャさん」以来14年ぶりとなる映画復帰作「僕を探して」(原題)について、今は自分が実際に母親になり、子供を捜す母親の役を立体的に表現できるようになったとし、「そのためさまざまなことをより感じることができ、より大変で心が傷んだ」と説明した。ソウル市内の映画館で行われた同作の製作発表会で述べた。
「僕を探して」は失踪して6年になる息子を見たという連絡を受け、見知らぬ場所に向かう母ジョンヨンの話を描くスリラー。イ・ヨンエが演じるジョンヨンは、警察官をはじめ、地域の人たちが何かを隠していることを感じ、真実を追い始める。
イ・ヨンエは「『親切なクムジャさん』と同じくらい、私の転換点になる作品という期待と願いがある」と力をこめた。
実際の自身の育児経験と演技との関係について、「私は7~8年母親として生きてきたが、それで私の中に収められた感情が映画にどのように出てくるかが気になる。結婚前は役やジャンルのカラーにこだわり、欲を出したが、母親になってからは私が出る作品が少なくとも人々に良い影響を与えたらと思うようになった。(母親になってから)作品を選ぶ基準が少し変わったように思う」と話した。
また、結婚も母親になったのも遅かったため、結婚生活に集中していたら知らないあいだに時間が過ぎていたとし、「このような時間が大きい滋養となり、良い作品に会うための根になったように思う。今後も家庭(の主婦)と女優としてのバランスを取りながら、良い演技をしたい」と抱負を語った。
同作は27日から韓国で公開される。
yugiri@yna.co.kr
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